
いつもご覧いただきありがとうございます。岡山県赤磐市にある輸入車専門店 CARAD 【株式会社 CAR PRODUCE】です!
今回は、車検整備をご依頼いただいた車両を紹介します!
車検の時期が近づくにつれ、さまざまな不安や悩みが頭をよぎることでしょう。
特に、費用負担や信頼できる整備工場の選択などが気になる点かもしれません。
今回は、車検・整備入庫いただいた実例を基に、車検時のポイントをご紹介いたします。
「輸入車の車検は費用が高いのでは…」「ディーラー以外でも大丈夫?」と不安に感じるオーナー様は少なくありません。
当店では、そんな悩みに寄り添い、安心して車検を任せられるサービスを提供しています!
車両情報紹介

年式・車種・型式・走行距離
BMW 3シリーズ 320d Mスポーツ(平成27年式/2.0L/65,000km)
今回ご紹介するのは、BMW 3シリーズ 320d Mスポーツです!
スポーティなスタイリングと高い燃費性能を両立した、ディーゼルエンジン搭載モデル。
力強いトルクを発揮しながらも経済性に優れ、日常使いから長距離ドライブまで快適にこなす一台です。
Mスポーツ専用の足回りにより、走りの安定感とダイレクトな操作感も魅力です。
車検基本料金
自賠責保険: 17,650円
重量税: 10,000円
車検代行手数料: 15,000円
法定24か月点検費用: 25,000円
その他手数料:8,000円
上記を含めた車検基本料金は、75,650円です。一般的な輸入車ディーラーでの費用を考慮すると、リーズナブルであり、ご満足いただける価格設定となっています。
追加整備の紹介
今回は車検と同時に以下の整備を実施しました。
・エンジンオイルおよびフィルター交換
・ブレーキフルード交換
・エアクリーナー交換
ディーゼルエンジンは燃焼効率が高い反面、オイルの劣化が早いため、
早めの交換を行うことでエンジン内部のカーボン蓄積を防ぎ、良好なコンディションを維持できます。

車種ごとの注意ポイント
BMW 320d Mスポーツでは、以下の点に注意が必要です。
・EGR(排気ガス再循環)バルブの汚れによる警告灯点灯
・吸気系カーボン堆積によるエンジン不調
・ディーゼル特有のDPF(排気フィルター)の詰まり
・エンジンマウントや足回りブッシュ類の経年劣化
・ブレーキキャリパーの固着や異音
いずれも定期的な清掃・点検を行うことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
BMW 3シリーズは、適切なメンテナンスを継続すれば長く快適に乗り続けられる、完成度の高い輸入車です。
輸入車ならではの注意点
専用診断機の重要性
輸入車は、車両の制御や診断に関して独自のシステムを持っており、一般的な診断機では対応できないことがあります。当店では、メーカー指定の専用診断機を導入し、迅速かつ正確に異常を検出・修正します。これは特にECU(エンジンコントロールユニット)の診断や、トランスミッション、ABS、エアコンシステムなどの電子系のトラブルシューティングに重要です。
部品の供給と品質管理
輸入車の場合、部品の流通が国内車両と異なるため、適切なルートでの部品調達が求められます。当店では、信頼のおける仕入先から純正部品や優良なOEM部品を確保することで、質の高いメンテナンスを提供します。これにより、納期の短縮だけでなく、車両の性能を長期間維持することが可能です。
電子制御システムの理解と対応
輸入車は時代の先進電子制御システムを搭載している場合が多いため、技術的知識と経験が必要です。特に最新モデルでは、数百に及ぶセンサーが各機能の監視を行っており、これらのデータを正しく解析するスキルが求められます。当店の整備士は、経験豊富なプロフェッショナルで構成されており、複雑なトラブルにも対応可能です。
ソフトウェアアップデート
輸入車は、車両の電子制御システムのソフトウェアアップデートが定期的にリリースされることがあります。このアップデートは、車両のパフォーマンス向上や、セキュリティの強化、新機能の追加を目的として行われます。最新のアップデートを素早く適用することで、安全性と快適性を最大限に引き出すことができます。
定期的なシステムチェック
特に電子制御が複雑化している車両では、定期的なシステムチェックとアップデートは重要です。これにより、潜在的な故障を未然に防ぎ、安心したドライブを提供します。定期的にシステムを診断し、最適な状態を保つことは、結果として維持費の削減にもつながります。
これらの細やかな対応によって、輸入車の持つ本来の性能が発揮され、愛車との長いお付き合いをサポートいたします。オーナー様のあらゆるニーズに応えるべく、専門的な知識と技能を駆使してお待ちしております。

車検・点検マメ知識
★車内の警告灯・メーター
エンジンチェックランプやABSランプが点灯していないか
車両のダッシュボードには、様々な警告灯があり、車両の状態をリアルタイムで知らせてくれます。
中でも、エンジンチェックランプはエンジンや排気系統に何らかの不具合がある場合に点灯し、故障診断の対象となります。
このランプが点灯した際は、速やかに整備工場で診断を受けることが推奨されます。問題を放置すると燃費の悪化やエンジンの故障につながる恐れがあります。
ABSランプは、アンチロックブレーキシステムの異常を知らせるもので、点灯中はABSが正常に動作しない可能性があります。
ABSはブレーキング時に車両の安定性を保つ重要なシステムですので、ランプ点灯時は速やかに点検を受け、システムを修復することが望ましいです。
タイヤ空気圧警告灯の確認
タイヤ空気圧警告灯は、タイヤの空気圧が基準値から外れた際に点灯する警告灯です。
この警告灯が点灯することで、低すぎる空気圧による燃費の悪化やタイヤの早期摩耗、バーストのリスクがあることを知らせてくれます。
点灯した場合は、まずすべてのタイヤの空気圧を確認し、必要に応じて調整します。
また、警告灯が消えない場合はセンサーの異常も考えられるため、点検が必要です。センサーはしっかりと機能していることが、安全運転を支える上で重要な要素となります。
これらの警告灯は、車両の健康状態を示す大切な指標です。日常的にメーターをチェックし、異常がある場合は迅速に対応することで、安全かつ快適なドライブを続けることができるよう努めることが大切です。

すべてを細かく点検する必要はなく、「オーナー自身で目視・触れる範囲」を中心にチェックすることが大切です!
車の点検と言うと、専門的な知識や設備がないと難しいと思われがちですが、実は多くの部分はオーナー自身でも簡単にチェック可能です。
ボンネットを開けてエンジンオイルや冷却水の量を確認したり、タイヤの空気圧や磨耗具合を目視するだけでも、早期の異常発見につながります。
これらの簡易な点検を習慣化することで、安定した車のパフォーマンスを維持できます。
特に週末や洗車の時を利用して定期的に行うことで、大きな故障を未然に防ぐことが可能です。
「車検の前に確認すると安心」「異常を早期発見できる」
車検は安全に車を運行するための重要な機会です。
その前に自分で車の状態を確認しておくことで、事前に必要な整備を把握できます。
これにより、車検時に不具合を指摘される心配も少なくなり、費用的な負担も確認内容を知って準備できるため、一層安心です。
また、定期的な自己点検が習慣化されているオーナーは、異常を早期に発見し、迅速に対応することができるため、結果的に車の寿命を延ばすことにも繋がります。
自分の目と手で愛車の状態を知ることは、ドライバーとしての責任感を高め、日々の安全運転を支える大切な要素となります。

まとめ
輸入車オーナーの皆様が安心して愛車に乗り続けるためには、確実で信頼のおけるメンテナンスが欠かせません。当店では以下のポイントに注力し、オーナー様との信頼関係を築くことを目指しています。
専門的な対応力
当店のスタッフは、輸入車専門の高い技術力と志を持つプロフェッショナル集団です。各種輸入車に精通しており、複雑なトラブルの診断と修理もスムーズに対応可能です。持ちうる全てのリソースと専門知識を用い、車両ごとに最適の対応を施します。
透明性のあるサービス
お見積もりから施工まで、全てのプロセスを透明性高く行っています。部品交換や追加整備が必要な場合は、必ずオーナー様にご説明し、ご納得いただいた上で作業を進めます。これにより、料金に関しても安心してご依頼頂けます。
カスタマーケアの充実
車検後のアフターフォローも丁寧に行います。定期点検やメンテナンスのご案内を含め、車両の状態を長期間モニタリングすることで、安心と安全を提供し続けます。皆様のカーライフをトータルサポートいたします。
柔軟な対応とアドバイス
輸入車の特性に応じた整備プランを提案し、オーナー様のライフスタイルに合ったアドバイスを行います。例えば、走行距離が長いオーナー様には追加の点検項目を提案するなど、個々のニーズに柔軟に対応します。
お客様とのパートナーシップ
当店は単なる整備士という役割を超え、皆様の愛車のパートナーとなることを目指しています。長年の経験に基づく確かなサービスを通じて、オーナー様と車の安全で快適なカーライフを共に実現する所存です。
当店へ一度お越しいただければ、その違いを体感していただけることと存じます。
輸入車の車検や整備を安心して任せられる、地域のパートナーとして、皆様のご来店を心よりお待ちしております。
作業内容・まとめ
作業名 | BMW 3シリーズ(F30) 車検整備 |
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部品代 |
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