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レンジローバー イヴォーク シフトがPから動かない ~ダイヤル式シフトセレクター交換修理~

2026年6月21日

いつもご覧いただきありがとうございます。
岡山県赤磐市にある輸入車専門店 CARAD【株式会社 CAR PRODUCE】です。

今回は、

レンジローバー イヴォーク
平成28年式
型式:CBA-LV2A

のシフトセレクター修理についてご紹介いたします。

今回の症状は、

「エンジンは始動するものの、シフトがPレンジから動かない」

というものでした。

レンジローバー イヴォークには、
エンジンを始動するとセンターコンソールからせり上がる、ダイヤル式のシフトセレクターが採用されています。

一般的なシフトレバーとは異なるこの機構は、
イヴォークの内装を印象づける特徴的な装備のひとつです。

エンジンをかけるとダイヤルが現れ、
操作を終えるとコンソール内へ格納される。

こうした演出にも、レンジローバーらしい上質さや特別感が表れています。

しかし、このシフトセレクターに不具合が発生すると、
ダイヤルが正常に作動しなかったり、Pレンジから切り替えられなくなったりすることがあります。

今回の車両も、
シフトを操作することができず、そのままでは車を動かせない状態となっていました。

警告灯が点灯していなくても、
シフトがPから動かなければ走行することはできません。

車としての大きな異音やエンジントラブルがなくても、
電子制御されたひとつの部品の不具合によって、車両が動かせなくなることがあります。

近年の輸入車では、
シフト操作を機械的なワイヤーだけで行うのではなく、電子信号によって制御している車種が多くなっています。

そのため、症状だけを見て判断するのではなく、

・シフトセレクター本体
・ブレーキ信号
・電源や配線
・関連する電子制御
・診断機に記録された故障コード

などを確認しながら、原因を絞り込んでいく必要があります。

今回のイヴォークも点検を行った結果、
シフトセレクター周辺の不具合が確認されたため、センターコンソールを取り外して修理を進めました。

今回は実際の作業を通して、
イヴォークのシフトがPレンジから動かなくなった原因や、シフトセレクター交換の作業内容についてご紹介していきます。

車両紹介

今回ご入庫いただいた車両は、

レンジローバー イヴォーク
平成28年式
型式:CBA-LV2A

です。

イヴォークは、レンジローバーブランドの中でも、
ひときわデザイン性の高いコンパクトSUVとして登場したモデルです。

SUVらしい力強さを持ちながら、
クーペのように低く流れるルーフライン。

大きく張り出したフェンダー。
薄く切れ長なヘッドライト。
前後に絞り込まれたウインドウ。

どこから見ても、一般的なSUVとは違う雰囲気があります。

特に初代イヴォークは、
コンセプトカーのようなデザインを、ほとんどそのまま市販車として成立させた一台です。

発売から年数が経過した現在でも、
古さより先にデザインの格好良さを感じさせます。

写真の車両も、
ホワイトのボディにブラックルーフを組み合わせた、イヴォークらしい仕様です。

ボディ上部を黒く見せることで、
ルーフが低く、車体全体がより引き締まって見えます。

フロントから見ると堂々としたSUV。
横から見るとクーペのように流麗。
後ろから見るとワイドでスポーティ。

見る角度によって表情が変わるところも、
イヴォークの大きな魅力です。

イヴォークは、
単にレンジローバーを小さくした車ではありません。

高級SUVとしての質感を持ちながら、
都市部でも扱いやすいサイズにまとめ、
そこへ大胆なデザインと遊び心を加えたモデルです。

室内にも、その個性がしっかり表れています。

エンジンを始動すると、
センターコンソールからシフトダイヤルがせり上がる。

目的地に到着してエンジンを停止すると、
ダイヤルが静かに格納される。

車を動かすためだけであれば、
もっと簡単な仕組みでも成立します。

それでも、あえてこうした演出を取り入れる。

そこにイヴォークという車の、
移動手段だけでは終わらない特別感があります。

正直に言えば、
合理性だけで選ぶ車ではないかもしれません。

しかし、駐車場に停まっている姿を見たとき。
運転席に乗り込んだとき。
エンジンを始動したとき。

そのたびに少し気分を上げてくれる。

こうした感覚は、
燃費やスペックだけでは測ることのできない、イヴォークならではの価値です。

一方で、特徴的な装備が多い分、
不具合が発生した際には、その構造を理解したうえで診断する必要があります。

今回不具合が発生したダイヤル式シフトセレクターも、
イヴォークの特別感を演出する象徴的な装備のひとつです。

だからこそ、単に部品を交換するだけではなく、

なぜPレンジから動かなくなったのか。
シフトセレクター本体に問題があるのか。
電源や信号、関連する制御に異常がないか。

一つひとつ確認しながら、原因を見極めることが大切です。

デザインに惹かれて選び、
所有するたびに満足感を与えてくれる。

そして、きちんと状態を把握しながら整備することで、
その魅力を長く楽しむことができる。

レンジローバー イヴォークは、
輸入車を所有する喜びを、非常に分かりやすく感じさせてくれる一台です。

今回の修理でも、
このイヴォークが再び問題なく走り出せるよう、
シフトセレクター周辺を分解し、原因の確認と部品交換を進めていきました。

整備内容

今回の症状は、

「エンジンは始動するものの、シフトがPレンジから動かない」

というものでした。

イヴォークに採用されているダイヤル式シフトセレクターは、
見た目の演出だけでなく、車両側へシフト位置を伝える重要な電子部品です。

そのため、セレクターが正常に作動しなくなると、
エンジンやトランスミッション本体に大きな異常がなくても、Pレンジから切り替えることができず、車両を動かせなくなります。

まずは症状を確認したうえで、
診断機による故障コードの確認や、シフト操作に関連する信号、電源、配線状態などを点検していきました。

ブレーキペダルの信号が正しく入力されているか。
シフトセレクターまで電源が供給されているか。
車両側との通信に異常がないか。

こうした周辺部分も確認しながら原因を絞り込んだ結果、
今回はシフトセレクターユニット本体の不具合と判断しました。

交換作業では、
まずセンターコンソールまわりを慎重に取り外していきます。

イヴォークのセンターコンソールには、
シフトセレクターだけでなく、

・エアコン操作パネル
・電動パーキングブレーキスイッチ
・走行モード切替スイッチ
・シートヒータースイッチ
・各種配線やコネクター

など、多くの部品が組み込まれています。

無理に取り外すと、
内装パネルの傷や固定部分の破損、配線への負担につながるため、周辺部品を確認しながら順番に分解していきます。

センターコンソールを取り外した後、
内部に固定されているシフトセレクターユニットへアクセスします。

写真からも分かるように、
シフトダイヤル単体だけを簡単に取り外せる構造ではなく、周辺のフレームや配線が一体となった状態で取り付けられています。

ユニットを取り外した後は、
交換する部品との形状やコネクター位置を確認します。

見た目が似ていても、
部品番号や仕様が異なる場合があるため、車両に適合する部品であることを確認したうえで交換を行います。

新しいシフトセレクターユニットを組み付け、
取り外した配線やコネクター、周辺パネルを元の状態へ戻していきます。

組み付け後は、

・エンジン始動時にダイヤルが正常にせり上がるか
・P、R、N、D、Sへ正しく切り替わるか
・メーター上のシフト表示が一致しているか
・バックランプが正常に作動するか
・エンジン停止時にダイヤルが格納されるか
・警告灯や故障コードが残っていないか

などを確認しました。

さらに実際に車両を動かし、
前進・後退、各レンジへの切り替えに問題がないことを確認して作業完了となります。

今回のようにシフトがPレンジから動かなくなる症状では、
シフトセレクター本体だけでなく、ブレーキ信号や配線、電源、電子制御側の不具合が原因となる場合もあります。

そのため、症状だけで部品を決めつけるのではなく、
関連する部分を確認したうえで、故障箇所を特定することが重要です。

交換後はシフト操作も正常に復帰し、

イヴォークらしいダイヤル式シフトセレクターの演出も問題なく作動するようになりました。

こんな症状が出たら早めの点検を

レンジローバー イヴォークのダイヤル式シフトセレクターに不具合が発生すると、

・エンジン始動後もシフトダイヤルがせり上がらない
・ダイヤルは上がるものの回すことができない
・Pレンジから切り替わらない
・シフト位置の表示が正しく切り替わらない
・シフト操作時に警告メッセージが表示される
・エンジン停止後もダイヤルが格納されない

といった症状が現れることがあります。

症状が一時的に改善した場合でも、
内部の部品や電子制御に不具合が残っている可能性があります。

特にPレンジから動かなくなると、
その場から車両を移動できなくなり、レッカー搬送が必要になる場合もあります。

「たまに動きが悪い」
「一度だけ警告が表示された」

といった段階でも、そのまま様子を見続けるのではなく、
早めに診断機による点検や作動確認を行うことが大切です。

事業回想

CARPRODUCEは、
「知識がない人ほど損をしてしまう中古輸入車市場の構造を変えたい」
その想いからスタートしました。

地方だから不利になるのではなく、
地方でも、輸入車を安心して楽しめることが“当たり前”になる社会をつくる。
それが、私たちの目指している姿です。

そのために私たちは、ただ車を並べて売ることはしません。

一台一台と向き合い、学び、整備し、
「なぜこの整備が必要なのか」「どこに注意すべき車なのか」
まで説明できる状態に整えてから、お客様にお渡しします。

この整備事例は、
その場限りの作業報告ではありません。
私たちがどんな基準で判断し、どこまで責任を持って車と向き合っているのか。
その“安心の根拠”を、正直に、隠さず残すための記事です。

我々CARADが取り扱っている輸入車は
走り・デザイン・そして所有するという満足感まで含めて、
「クルマを好きでいる理由」そのものを思い出させてくれる、そんなクルマたちです。

ただし、その魅力は“乗るだけ”では完成しません。

きちんと整え、向き合い、信頼できる状態にして初めて、
移動は単なる移動ではなく、心が動く体験に変わります。

私たちが整備に手を抜かないのは、
故障を防ぐためだけではありません。
安心という土台の上にしか、輸入車の価値も、喜びも、彩(いろどり)も存在しないと知っているからです。

覚悟をもって整えた一台だけが、
輸入車の本当の楽しさを、オーナーにまっすぐ届けてくれます。

そんな一台を届けるために、
私たちは効率よりも誠実さを選び、
輸入車に「技と心」を尽くす仕事を続けています。

おしらせ

このたび、CARADでは、
ご購入いただいたオーナー様限定で
ワンコイン(500円)手洗い撥水洗車サービスを開始いたしました。

「なぜワンコインなのか」
「なぜオーナー様(購入いただいた方)限定なのか」

価格だけを見ると「お得なサービス」に見えるかもしれません。
しかしこの取り組みは、単なる値引き施策ではありません。

我々CARADが、大事にしている「想い」「考え方」が存在します。

上記記事にて、その背景にある考え方をお伝えできればと思います。

ご利用のお客様へ、価格以上の価値を提供するため、日々トレーニングに励んでおります。
是非、ご利用くださいませ。

さいごに

レンジローバー イヴォークは、

・クーペのように流麗なデザイン
・SUVらしい力強い存在感
・上質で個性的なインテリア
・所有するたびに気分を高めてくれる特別感

こうした魅力を持った、非常に完成度の高い一台です。

その中でも、
エンジン始動と同時にせり上がるダイヤル式シフトセレクターは、イヴォークの個性を象徴する装備のひとつです。

車を動かすための機能でありながら、
乗り込んだ瞬間の高揚感まで演出してくれる。

そこに、イヴォークらしい遊び心と上質さがあります。

一方で、今回のようにシフトセレクターに不具合が発生すると、
エンジンが正常に始動していても、Pレンジから切り替えることができず、車両を動かせなくなる場合があります。

近年の輸入車は、
多くの装備が電子制御によって作動しています。

そのため、不具合が発生した際には、
症状だけを見て部品を交換するのではなく、

・電源や配線の状態
・関連する信号の入力
・各ユニット間の通信状態
・診断機に記録された故障コード

などを確認しながら、原因を正しく見極めることが大切です。

今回のイヴォークも、
シフト操作に関係する部分を一つひとつ確認したうえで、シフトセレクターユニット本体の交換を行いました。

交換後は、

・シフトダイヤルのせり上がり
・P、R、N、D、Sの切り替え
・メーター表示
・エンジン停止時の格納

すべてが正常に作動することを確認し、無事に修理完了となりました。

輸入車の特徴的な装備は、
不具合が起きた際に不安を感じやすい部分でもあります。

しかし、構造を理解し、
正しい診断と適切な整備を行うことで、再びその車本来の魅力を楽しむことができます。

CARADでは、
単に部品を交換するだけではなく、
症状の確認から原因の特定、交換後の作動確認まで、一台一台の状態に合わせた整備を大切にしています。

レンジローバー イヴォークの

「シフトがPから動かない」
「シフトダイヤルがせり上がらない」
「シフト操作時に警告が表示される」

といった症状でお困りの際は、
早めの点検をおすすめいたします。

これからも、
イヴォークが持つ美しいデザインと、所有する楽しさを安心して味わっていただけるよう、丁寧に向き合ってまいります。

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