
いつもご覧いただきありがとうございます。岡山県赤磐市にある輸入車専門店 CARAD 【株式会社 CAR PRODUCE】です!
今回は、車検整備をご依頼いただいた車両を紹介します!
車検の時期が近づくにつれ、さまざまな不安や悩みが頭をよぎることでしょう。
特に、費用負担や信頼できる整備工場の選択などが気になる点かもしれません。
今回は、車検・整備入庫いただいた実例を基に、車検時のポイントをご紹介いたします。
「輸入車の車検は費用が高いのでは…」「ディーラー以外でも大丈夫?」と不安に感じるオーナー様は少なくありません。
当店では、そんな悩みに寄り添い、安心して車検を任せられるサービスを提供しています!
車両情報紹介

年式・車種・型式・走行距離
平成29年式 メルセデスベンツ GLC220d 4MATIC 83,000km
GLCはメルセデスの中型SUVとして高い人気を誇り、220dはクリーンディーゼルエンジンを搭載した実用性と経済性の高いモデルです。4MATIC(4輪駆動)により安定感のある走行性能を発揮し、高速走行から雪道まで安心してドライブを楽しめます。
走行距離83,000kmということで、まだまだ乗れるコンディションですが、輸入ディーゼルSUVならではのチェックポイントも多く、車検や点検でのケアが大切なタイミングです。
車検基本料金
自賠責保険: 17,650円
重量税: 50,400円
車検代行手数料: 15,000円
法定24か月点検費用: 25,000円
その他手数料:8,000円
上記を含めた車検基本料金は、116,050円です。一般的な輸入車ディーラーでの費用を考慮すると、リーズナブルであり、ご満足いただける価格設定となっています。
追加整備の紹介
今回は、車検と同時にエンジンオイルの交換を実施いたしました。
クリーンディーゼルは高トルクで経済的ですが、DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)の詰まりに注意が必要です。短距離走行が多いと再生がうまく行われず、警告灯点灯や出力低下の原因になります。
また、適切なオイル交換距離を保つことで、高コンディション維持にも繋がります!

車種ごとの注意ポイント
平成29年式のGLC220d 4MATIC、走行83,000kmは、まだまだ元気に走れるディーゼルSUVですが、
- ディーゼル特有のDPF・エンジン管理
- 足回りやブレーキなどの消耗品交換
- 電装・バッテリー系のトラブル予防
が大きなポイントです。
輸入SUVの維持には的確なメンテナンスが欠かせませんが、しっかり整備を行えば長く快適に乗れるモデルです。
日常点検を怠らず、定期的なプロの診断を受けることで、長く快適に乗り続けられる一台です。
輸入車ならではの注意点
専用診断機の重要性
輸入車は、車両の制御や診断に関して独自のシステムを持っており、一般的な診断機では対応できないことがあります。当店では、メーカー指定の専用診断機を導入し、迅速かつ正確に異常を検出・修正します。これは特にECU(エンジンコントロールユニット)の診断や、トランスミッション、ABS、エアコンシステムなどの電子系のトラブルシューティングに重要です。
部品の供給と品質管理
輸入車の場合、部品の流通が国内車両と異なるため、適切なルートでの部品調達が求められます。当店では、信頼のおける仕入先から純正部品や優良なOEM部品を確保することで、質の高いメンテナンスを提供します。これにより、納期の短縮だけでなく、車両の性能を長期間維持することが可能です。
電子制御システムの理解と対応
輸入車は時代の先進電子制御システムを搭載している場合が多いため、技術的知識と経験が必要です。特に最新モデルでは、数百に及ぶセンサーが各機能の監視を行っており、これらのデータを正しく解析するスキルが求められます。当店の整備士は、経験豊富なプロフェッショナルで構成されており、複雑なトラブルにも対応可能です。
ソフトウェアアップデート
輸入車は、車両の電子制御システムのソフトウェアアップデートが定期的にリリースされることがあります。このアップデートは、車両のパフォーマンス向上や、セキュリティの強化、新機能の追加を目的として行われます。最新のアップデートを素早く適用することで、安全性と快適性を最大限に引き出すことができます。
定期的なシステムチェック
特に電子制御が複雑化している車両では、定期的なシステムチェックとアップデートは重要です。これにより、潜在的な故障を未然に防ぎ、安心したドライブを提供します。定期的にシステムを診断し、最適な状態を保つことは、結果として維持費の削減にもつながります。
これらの細やかな対応によって、輸入車の持つ本来の性能が発揮され、愛車との長いお付き合いをサポートいたします。オーナー様のあらゆるニーズに応えるべく、専門的な知識と技能を駆使してお待ちしております。

車検・点検マメ知識
★ブレーキ・サイドブレーキ
ブレーキペダルの踏み心地に違和感がないか
ブレーキペダルは、安全運転を支える車の最も重要な装置の一つです。
そのため、ペダルの踏み心地に違和感を感じた場合は、すぐに点検を行うことが求められます。
ブレーキペダルがふわふわと柔らかい感じがする場合、ブレーキフルードのエア混入や漏れが考えられます。
また、ペダルを踏んだ際に異音や振動がある場合は、ブレーキパッドやディスクの摩耗、不具合が原因かもしれません。
定期的に踏んだ感触を確かめ、異常を感じた場合はすぐに整備工場で専門の点検を受けることをお勧めします。
ここでの先延ばしは重大な事故につながる可能性があるため、迅速な対応が重要です。
サイドブレーキの引きしろをチェック
サイドブレーキは、車を停車状態に保つための補助的装置で、特に坂道や駐車時に不可欠です。
サイドブレーキの引きしろ、つまりハンドブレーキを引いたときの引き代が適正であるかを定期的に確認しましょう。
引きしろが大きすぎる、小さすぎる、または引きしろが一定でない場合は、ワイヤーの緩みや劣化、ブレーキシステムの不具合が考えられます。
適正な引きしろは車種によって異なりますが、多くの場合、5〜7段階目でしっかりと止まり、車が動かない状態であることが望まれます。
必要に応じて、整備士による調整が必要です。早めの調整でサイドブレーキの効果を十分に発揮し、駐車時の安心を確保することができます。
これらの点検を継続することで、ブレーキとサイドブレーキの性能を保ち、日常の安全運転に貢献します。

すべてを細かく点検する必要はなく、「オーナー自身で目視・触れる範囲」を中心にチェックすることが大切です!
車の点検と言うと、専門的な知識や設備がないと難しいと思われがちですが、実は多くの部分はオーナー自身でも簡単にチェック可能です。
ボンネットを開けてエンジンオイルや冷却水の量を確認したり、タイヤの空気圧や磨耗具合を目視するだけでも、早期の異常発見につながります。
これらの簡易な点検を習慣化することで、安定した車のパフォーマンスを維持できます。
特に週末や洗車の時を利用して定期的に行うことで、大きな故障を未然に防ぐことが可能です。
「車検の前に確認すると安心」「異常を早期発見できる」
車検は安全に車を運行するための重要な機会です。
その前に自分で車の状態を確認しておくことで、事前に必要な整備を把握できます。
これにより、車検時に不具合を指摘される心配も少なくなり、費用的な負担も確認内容を知って準備できるため、一層安心です。
また、定期的な自己点検が習慣化されているオーナーは、異常を早期に発見し、迅速に対応することができるため、結果的に車の寿命を延ばすことにも繋がります。
自分の目と手で愛車の状態を知ることは、ドライバーとしての責任感を高め、日々の安全運転を支える大切な要素となります。

まとめ
輸入車オーナーの皆様が安心して愛車に乗り続けるためには、確実で信頼のおけるメンテナンスが欠かせません。当店では以下のポイントに注力し、オーナー様との信頼関係を築くことを目指しています。
専門的な対応力
当店のスタッフは、輸入車専門の高い技術力と志を持つプロフェッショナル集団です。各種輸入車に精通しており、複雑なトラブルの診断と修理もスムーズに対応可能です。持ちうる全てのリソースと専門知識を用い、車両ごとに最適の対応を施します。
透明性のあるサービス
お見積もりから施工まで、全てのプロセスを透明性高く行っています。部品交換や追加整備が必要な場合は、必ずオーナー様にご説明し、ご納得いただいた上で作業を進めます。これにより、料金に関しても安心してご依頼頂けます。
カスタマーケアの充実
車検後のアフターフォローも丁寧に行います。定期点検やメンテナンスのご案内を含め、車両の状態を長期間モニタリングすることで、安心と安全を提供し続けます。皆様のカーライフをトータルサポートいたします。
柔軟な対応とアドバイス
輸入車の特性に応じた整備プランを提案し、オーナー様のライフスタイルに合ったアドバイスを行います。例えば、走行距離が長いオーナー様には追加の点検項目を提案するなど、個々のニーズに柔軟に対応します。
お客様とのパートナーシップ
当店は単なる整備士という役割を超え、皆様の愛車のパートナーとなることを目指しています。長年の経験に基づく確かなサービスを通じて、オーナー様と車の安全で快適なカーライフを共に実現する所存です。
当店へ一度お越しいただければ、その違いを体感していただけることと存じます。
輸入車の車検や整備を安心して任せられる、地域のパートナーとして、皆様のご来店を心よりお待ちしております。
作業内容・まとめ
作業名 | メルセデスベンツ GLC220d(X253) 車検整備 |
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部品代 |
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